会報作成要領

  1. 目的
    日本板鰓類研究会(以下,研究会とする)は,研究者間の交流や情報交換,国内を中心とした軟骨魚類に関する情報のアーカイブ等を目的として板鰓類研究会報(以下,会報とする)を定期的に発行する。
  2. 発行方式
    会報は,PDF化した電子媒体として原則として年1回発行し,研究会全会員に配布する。なお,電子媒体による配布が困難な会員に対しては簡易製本した印刷物として郵送により配布する。
    なお,日本板鰓類研究会公式ホームページへの掲載は,発行日から1年経過後に行うものとする。
  3. 内容
    会報は,軟骨魚類研究に関する以下の(1)~(10)で構成される会員からの話題により構成される。会員から寄せられた
    (1) 総説
    特定の研究分野における研究の概要を要約したもの。
    (2) 特集
    事前に編集委員会が選んだ研究分野に精通する研究者による最新の研究成果や研究の動向。
    (3) 報告・記録
    軟骨魚類について新たに得られた希少種の採集記録や分布に関する情報,行動や成長に関する新知見,飼育記録,利用や文化的な価値に関する話題など,会員からの自由投稿に基づく話題。
    (4) 研究論文紹介
    最近掲載された学術論文のうち,トピック性の高い論文の内容紹介。
    (5) サメ学の地平線
    軟骨魚類の現役研究者による最先端のサメ研究の内容紹介。
    (6) サメ研究室だより
    軟骨魚類の研究を行っている研究室所属メンバーからの研究室での研究内容や活動内容等の紹介。
    (7) サメと働く現場より
    水族館や各種試験研究機関,漁業をはじめとする軟骨魚類利用の現場など,サメを対象とした職場でのサメとの関わり方や活動内容の紹介
    (8) 学会・シンポジウム等の報告
    軟骨魚類に関する学会やシンポジウム等のイベントへの参加報告や内容等の紹介。
    (9) 書籍紹介
    軟骨魚類研究に関連する書籍の紹介。
    (10) 研究会の活動報告
    HPやシンポジウム等の研究会が行う活動と研究会運営に関する報告。
    (11) その他
    (1)~(10)に該当しないが,軟骨魚類研究の発展に寄与することが期待される話題。
  4. ポリシー
    会報はピア・レビューを伴わない会員による情報提供を目的とする刊行物とし,ここでの記述は学名および標準和名を含めて命名行為にはあたらない。
  5. 役割
    会報は,会報担当幹事と委員からなる会報編集委員会がプログラム案の作成・編集,特集の立案,編集スケジュールの作成にあたる。会報委員会は,ML等により会員に対して各種話題提供を呼びかけるほか原稿の提出期限を伝える。提出された原稿は,委員会内で内容を確認し,全ての内容をとりまとめた上で幹事会に諮り,同意の上発行される。